福テレアナウンサーが「これだ！」と思った話題を伝える「アナこれ！」
今回は大久保さんがプロバスケ・福島ファイヤーボンズの勝利の女神「レイグリッターズ」に密着。熱気に包まれる会場を盛り上げる、強く・たくましく輝き続ける彼女たちに迫った。

原動力は故郷を思う気持ち

レイグリッターズのメンバーは20人。仕事や学業の両立をしながら、週2回の練習に励んでいる。メンバーのKANAKOさんは「たくさん練習して、良いものを作りたい。次のホームゲームで、みなさんにパワーをあたえたいという前向きな気持ちで、みんな練習しています」と話す。
原動力は「故郷福島を盛り上げたい」という気持ちだ。

選手・ブースターとともに

ホームゲームでの活動は、試合前から始まる。来場者のお出迎えも、彼女たちの仕事。彼女たちが大切にしているのはブースターとの交流。1人1人の目を見て、感謝の想いを伝える。
この日は「岩手ビッグブルズ」と対戦。得点が入るごとに会場が盛り上がる。
レイグリッターズのHARUさんは「選手に対して勝っているときはその調子！という思いで力強く応援しているんですけど、負けているときは私たちが声を出してブースターさんを引っ張っていって、まだまだこれからだよ、最後まで諦めないという気持ちで応援しています」と話す。
コートに華を添えるだけはなく「選手・ブースターと一緒に戦う」笑顔の奥にはそんな強い思いがある。

会場が一つになるパフォーマンス

試合はボンズがリードする展開で、会場のボルテージは最高潮！ここで、パフォーマンスの中でも一番盛り上がるタオルを使った参加型ダンスで、さらに会場を盛り上げる。会場はチームカラーの紫一色に染まり、心も一つに。
試合は見事ボンズの勝利！レイグリッターズの会場を巻き込んだ応援が、選手にも届いたようだ。

ブースターにとっても特別な存在

勝利の女神の応援を、ブースターは「日ごろの疲れが吹っ飛んで、また明日から頑張ろうと思える」「ボンズをもっと盛り上げて、ゆくゆくは福島全体で、もっとゆくゆくは東北を盛り上げてほしい」と話す。また、レイグリッターズのパフォーマンスを見た女の子は「ダンスが上手なところと、パフォーマンスも一つ一つ丁寧な動きがかっこいい。レイグリッターズみたいな人になりたい」と話し、大人だけでなく子ども達にも夢を与えている。

メンバーのKOTOさんは「福島県の皆さんを笑顔に元気にできるように、福島県のロールモデルとして地域に根ざした活動をして行きたい」と話した。
笑顔と掛け声で選手とブースターを繋ぐレイグリッターズ。彼女達の「エール」は多くの人の心を動かしている。