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10日あまりで7人死亡 福島県で「交通死亡事故多発全県警報」発令 カーブや幹線道路は特に注意

「交通死亡事故多発全県警報」が出されている福島県。県内では、10月9日から20日までの10日あまりで7人が交通事故で亡くなっている。異常事態とも言える状況を食い止めなければならない。

<約10日で7件の死亡事故>
10月20日、下郷町では軽自動車とオートバイ2台が衝突する事故が発生した。この事故で、オートバイを運転していた65歳の男性が死亡した。
福島県内では、10月9日から20日までに7件の交通死亡事故が発生している。
その特徴は「カーブや幹線道路での発生」「オートバイなどの関与が多い」ことが挙げられている。

<警報を発令 取り締まり強化>
福島県と警察などは、相次ぐ死亡事故の発生を受けて警報を発令し、緊急的に各地で交通取締まりと広報活動を強化している。
福島県警察本部・交通企画課の阿部憲聡係長は「幹線道路では、速度が出やすいというところがある。県民の皆様に、まずは速度を落として頂くということを県警としてはお願いしたいということで速度違反の取り締まりをしていきたい」と話す。

一件でも死亡事故を防ぐために。日没が早くなるこれからの時期は、さらに安全運転が求められる。