東山温泉の温泉旅館が破産手続き開始 負債総額は約1億円 コロナ禍で資金繰りが悪化<福島・会津若松市>
福島県会津若松市の東山温泉の温泉旅館が、裁判所から破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。
破産手続きの開始決定を受けたのは、会津若松市東山温泉の温泉旅館「おやど東山」を運営する東山ホテル。
東京商工リサーチによると、負債総額は約1億円に上っている。東山ホテルは天然温泉や囲炉裏料理を売りにして、年間で5千万円前後の売り上げがあった。
しかし、新型コロナの感染拡大で売り上げが悪化し、2021年8月期には最終赤字を計上。その後、コロナ禍前まで客足が戻らず、資金繰りが限界に達したことから法的手続きに踏み切ったということだ。