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原発事故後はじめて燃料デブリを格納容器の外へ 2日に引き出す計画と発表 東京電力・福島第一原発

東京電力は、福島第一原発2号機で行われている燃料デブリの試験的取り出しについて11月2日に燃料デブリを「格納容器の外まで引き出す計画」と発表した。

ロボット先端の不具合を起こしたカメラの交換が完了し、10月28日から再開された取り出し作業。直径5ミリほどとみられるデブリをつかんで持ち上げ、11月1日までに格納容器の壁の内部にある配管まで引き戻してきた。

デブリが格納容器の外に引き出されれば、事故後初めてとなる。

東京電力は、週明けに放射線量を測定して作業に問題がないと判断できれば、専用のコンテナに入れ敷地外に運び出す準備を進める。