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中国大使館・公安職員を名乗る男女から電話 なりすまし詐欺で現金850万円の被害(福島・郡山)

郡山警察署によると郡山市の40代女性がなりすまし詐欺で現金850万円をだまし取られる被害が発生した。

警察によると郡山市の40代の女性は今年8月下旬ごろ、スマートフォンに中国大使館や公安職員を名乗る男女から「あなたの名前や身分証明書が詐欺に使われている」「スカイプで取り調べをするのでインストールしてほしい」などといった内容の電話があった。

40代の女性は指示に従い、スカイプで連絡を取り合ったところ、「留置場に入らないようにするためにはお金が必要」などと言われた。話を信用した40代の女性はATMから、指定された金融機関の口座に十数回にわたり合計850万円を振り込みだまし取られたということ。不審に思った女性が警察に相談し被害が発覚した。

警察は会ったことのない相手から金銭の要求があった場合は、詐欺を疑うよう注意を呼びかけている。