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燃料デブリの試験的取り出しが7日完了へ 燃料デブリを輸送用のコンテナに入れる作業 福島第一原発

福島第一原子力発電所2号機では11月2日、溶け落ちた燃料などが冷えて固まった燃料デブリが事故後初めて格納容器の外に取り出された。

東京電力は7日、取り出した燃料デブリを強い放射線に耐えられるコンテナに入れる作業を行い、一連の試験的取り出しを完了させる予定。取り出された燃料デブリは直径5ミリほど、重さ3グラム以下とみられている。
今後、茨城県の研究施設に運び、燃料デブリに含まれる物質から事故の詳しい状況などを分析する計画だ。

燃料デブリは1号機から3号機に880トンあると推計されていて、国と東京電力は2051年までに廃炉を完了するとしている。