《立冬》冬がやって来た 福島・野地温泉では初雪 宿泊客もびっくりの雪化粧 今季一番の冷え込みに
山の上は雪が舞う季節となった。11月7日は「立冬」。暦の上では冬の始まりとされる日だ。
トンネルを抜ければ、雨から雪へ。7日午前6時、ここは福島市の土湯峠。
福島テレビ・市川果桜記者:「午前6時半の野地温泉です。ダウンコートを着ていても身体の芯から冷えるような寒さです。また強い風で細かい雪が顔に打ち付けてきています」
標高1200メートルを超える福島市鷲倉では、今シーズン一番の冷え込みとなる最低気温・氷点下1.4度を観測。観測所の近くにある野地温泉では、うっすら雪がつもりあたりを白く染めていた。
東京から訪れた宿泊客は「びっくりです。雪降っちゃってて、朝露天風呂入ると雪降ってたんでまさかと思いました。風情があってすごい最高の露天風呂でした」「きょう朝起きたら雪が降ってて、スタッドレスはいてきてよかったですね。(帰り)気をつけないと危ないですね。凍結してるんで」と話す。
野地温泉ホテル営業部長の後藤明信さんは「雪があるっていうのも1つの売りなので、ぜひ雪見けっこう長い間楽しめますので、安全に運転していらっしゃっていただければと思います」と話した。
これから本格的な冬を迎える福島県内。この寒さは8日まで続く見込みで、峠道での運転や体調管理には注意が必要だ。