福島銀行の中間決算は「減収・減益」 日銀利上げで業務収益は増加 新システム導入経費で赤字決算に
福島県福島市の福島銀行は、11月11日中間決算を公表し、売上げにあたる「経常収益」は連結で66億400万円と、前の年度の同じ時期から5400万円の「減収」、最終的な損失が9億5100万円の赤字と、12億7200万円の「減益」となった。
日銀の利上げにより、貸出金利息などが増加し、業務収益は増加したものの、7月に導入した新しいシステムの経費で赤字決算になったとしている。
福島銀行ではこの設備投資のために今年度の業績は赤字となり、2025年度以降は黒字化を見込む予想を示している。