例年より大きく甘さが凝縮 福島・会津地方特産の身しらず柿「超大玉にかぶりついて秋を楽しんで」
「身のほど知らずなほど大きな実をつける」ことから、その名が付いたとも言われる身しらず柿。福島県会津若松市の会津遠藤農園では、10月25日から収穫が始まり、いまが最盛期だ。
天候に恵まれたことで、収穫時期は例年並みだが、今年の特徴はその大きさだという。会津遠藤農園の遠藤晃英さんは「残暑がいい方向に影響してくれたのか、8L・9Lといった超々大玉の柿も多く見られる」と話す。
一般的に販売されているLサイズと比べると、今年は大ぶりな柿が多く、この農園では5Lサイズ以上が全体の8割ほどを占める。
一方で、収穫の直前に穴が空いたり変形したりするカメムシの被害が一部で発生したが、大玉で甘みが強い身しらず柿が実った。
遠藤さんは「ぜひ超大玉の大きな柿を、全国の皆様にかぶりついて会津の秋の名産を楽しんでいただければと思います」と話した。
会津遠藤農園では11月25日ごろまで収穫が行われ、直売所で販売している。