12年後の自分に宛てて えとタイムカプセルを埋設 猪苗代町の小学6年生が再開を約束《福島県》
福島県猪苗代町で未来の自分、そして仲間たちにあてた「タイムカプセル」が大事に封印された。
小学6年生・小林莉久さん:「12年後の自分はどんな職業に就いているのか、12年後の間にやりたいことを見つけやりたい仕事をしているのか、色々考えました」
猪苗代町で毎年恒例の「えとタイムカプセル」は、町内の小学6年生が「タイムカプセル」を作り、干支が一回りした12年後に掘り起こす、という取り組み。
少子化の影響で、2024年4月に町内の6つの小学校が2つに統合された猪苗代町。
20年ほど前と比べると、6年生の数も半数ほどに減ったが、未来の自分に宛てた手紙や思い出の写真などを入れた宝箱をきっかけに再会の約束をすることで、ふるさとの友達との繋がりを深めている。
しっかりとカギをかけて...次に宝物と会えるまでの間、来年の干支、「へび」の像の下に埋められた。
小野暖寧さんは「12年後の自分が開けると思うと楽しみです。絶対12年後来るのでウキウキしながら埋めました」と話す。
白川涼太さんは「予想ですけど、普通のサラリーマンになってそうな気がします。(えぇぇバスケット選手は?!)予想で、それは理想なんです。12年後の僕も責任感が持てる大人になっているといいです」と話した。
未来のみんなはどんな大人になっているかな?
子どもたちは、12年後にこの場所で再会する。