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二本松市出身の世界的歴史学者「朝河貫一博士」の名前が小惑星に 世界平和への思いを継承へ<福島県>  

11月14日は福島県福島市の県庁で、顕彰協会のメンバーが二本松市出身の歴史学者・朝河博士の名前がついた小惑星の正式登録を内堀知事に報告した。

朝河博士が食い止めようとした太平洋戦争の終戦から2025年で80年、晩年に詠まれた「自分がなくなれば世界を照らす星となる」という意味の詩をきっかけに小惑星の命名を目指してきた。

顕彰協会の甚野尚志会長は「日米開戦を阻止しようとした唯一の日本人ですので、星を見上げながら、我々も朝河博士の思いを継承していきたい」と語った。

小惑星「Asakawa」は、直径約5.5キロ、3.7年かけて太陽の周りを1周する。