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年末年始の火災警戒 福島市の商業施設で消防の立ち入り検査 混雑で大きな災害発生しないよう

福島県福島市のJR福島駅に直結する「エスパル福島店」では、11月25日営業開始前に消防が立ち入り検査を行い、通路が適切な広さを確保できているかや、非常用の設備に異常がないかを確認した。

この店舗では、年末年始には初売りや帰省客などで通常の週末の2割ほど多い来客が予想されている。人ごみの中で火災などが起きると、大きな被害に発展する恐れがあることから、消防は毎年この時期に立ち入り検査を行い注意を呼びかけている。

宍戸義之福島消防署長は「年末年始、お客様で大変混雑いたしますので、万が一火災などの災害があった場合には、従業員の誘導に従って落ち着いて避難行動するようにお願いいたします」と話した。

福島市消防本部では、25日から12月13日までの間、市内22ヵ所の商業施設で検査を実施する。