福島大学の50代教授を出勤停止9ヵ月の懲戒処分 カラ出張で研究費約40万円を不正に受け取る
「再発防止に万全を期す所存です。本当に申し訳ございませんでした」
福島大学は12月25日会見を開き、共生システム理工学類の川崎興太教授が、研究費を不正に使用していたことを公表した。
福島大学の調査によると、川崎教授は架空の出張を申請するいわゆる"カラ出張"を19件繰り返すなどして約40万円の研究費を不正に受け取っていた。
12月24日付で出勤停止9カ月の懲戒処分を受けた川崎教授は「深く反省している」などと話し、返金の意思を示しているということだ。
福島大学は再発防止策の徹底を図っていくとしている。