震災の記憶と教訓を発信へ 福島県復興祈念公園を整備 双葉町で管理棟の起工式 2025年度完成目指す
震災の記憶と教訓の発信をめざす復興祈念公園の玄関口となる施設が着工した。
東日本大震災の犠牲者を追悼し記憶と教訓を伝えるための「福島県復興祈念公園」は、国と福島県が連携して双葉町と浪江町に整備される。
12月24日は公園の玄関口となる「管理棟」の起工式が行われた。この施設には、震災の学習や研修で使用される会議室や地域のイベントに活用できる多目的スペースが整備される計画。
公園には、震災の被害や津波の高さを実感する場所なども設けられる計画で、全体の完成は2025年度中を見込んでいる。