クラブ創設10周年 いわきFCが必勝祈願 節目の年に結果を残す 新たなメンバーでJ2・3年目に挑む
2025年、新たなシーズンもこのチームの活躍に期待だ。創設10周年のサッカーJ2・いわきFCが必勝を祈願した。
息を弾ませ閼伽井嶽薬師常福寺の長い階段をのぼるのは、いわきFCの選手とスタッフ約60人。目的は、今シーズンの必勝祈願だ。
J2参入2年目の昨シーズン。惜しくも目標としていたプレーオフ進出は逃したものの、いわきFCは最高順位の9位と躍進した。
今シーズンは2024年18得点をあげたエース・谷村が残留。また、2023年までチームに在籍していた遠藤凌がアルビレックス新潟から復帰し、新たなメンバーでJ2の3年目に挑む。
いわきFCの大倉智社長は「フロントも含めて、現場も含めて、選手たちの成長をサポートできるように頑張っていきたいですし、そう思わせてくれる選手達かなと思いました」と話す。
「勝栗を!」「勝栗を!」旧磐城平藩の安藤家が出陣前に行っていた『勝栗』。勝利へのゲンを担ぎ、クラブ創設10周年にさらなる飛躍を誓う。田村雄三監督は「自分たちのクラブが、このアニバーサルな年にしっかり結果を出すということにフォーカスして頑張っていきたいと思います」と話す。
山下優人選手は「このクラブと共に時を過ごしてきたので、10周年という節目を迎えられて嬉しいと思いますし、その節目でしっかりと結果を出せるように、僕自身もチームのために頑張っていきたいと思います」と意気込みを話した。