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「絶対優勝」J3・福島ユナイテッドFC 悲願のJ2昇格に向けて新メンバーも加わり始動 覚悟の一年に

J3・福島ユナイテッドFCの新チームが始動した。昨シーズン、昇格プレーオフに進出したチームが掲げる目標は「絶対優勝」だ。寺田周平監督は「優勝が去年は目に見えるところまで来たので、なんとなくJ3優勝できたらいいじゃなくて、我々は今年優勝しなくてはだめだと」と語る。

就任2年目の寺田周平監督が、2025年最初のミーティングで選手たちに伝えたのは、練習から「覚悟」をもつこと。初日の1月7日は、ミニゲームや体幹を鍛えるトレーニングに取り組んだ。

J1の川崎フロンターレから移籍した19歳の由井航太選手をはじめ、実績のある選手など新たに10人が加入。
昨シーズン主力メンバーとして活躍した森晃太選手や、在籍10年目の樋口寛規選手などはチームに残った。

森晃太選手は「チームの底上げというところで、去年のメンバーもたくさん残ったのでみんなで積み上げてやっていければ問題ないと思う」と話した。また由井航太選手は「優勝目指して。それができるチームだと思っているので、優勝できるようにみんなで日々の練習から頑張りたい」と語った。

寺田周平監督は「"覚悟"を持ってやっていこうということは選手と共有したので、去年のサッカーをベースにして、より攻撃的なサッカーを展開していきたい」と話す。

新チームの平均年齢は24.18歳。若さあふれるプレーで勝利をつかみ取る。福島ユナイテッドFCは、アウェーで2月16日に奈良クラブと開幕戦を迎える。