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減塩で健康に 企業の社員食堂で"適しお"メニューの提供はじまる 塩分摂取量全国ワーストクラスの福島県

自動車部品の製造などを手がける福島県福島市のNOK福島事業場。こちらの社員食堂で2025年1月から始まったのが「適しお」の推進。ほとんどのメニューに減塩調味料を使用し、一食当たりの塩分量が通常より0.6gほど抑えられている。
従業員は「出汁の味が非常に効いていて、逆に塩味よりも出汁の味がしておいしいのかなと思います」と話す。

福島県によると、2016年度の県民一人あたりの一日の塩分摂取量は、男女ともに全国ワーストクラス(男性11.9gで全国1位、女性9.9gで全国2位)。福島市では、減塩の取り組みに協賛する企業や団体を募集していて、この事業場も2024年11月に登録を受けた。
NOKオイルシール事業部の松井宏樹副事業部長は「健康っていうのは会社として一番土台になるところになりますので、食事からということで取り組みたいみたいと思っています」と話した。

この事業場では、今後も減塩メニューに力を入れることにしている。