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福島の財界人たちが選んだ一文字 巳年は「変・厳・志・笑」な年に!? キーマンたちが見る2025年

財界人・約500人が集まった福島市の市民交歓会。県内経済をけん引するキーマンたちに今年を予想する漢字一字を書いてもらうと、業界による違いが鮮明になった。

<東邦銀行・佐藤稔取締役頭取【変】>
東邦銀行の佐藤頭取は、経済の前向きな「変化」に期待を寄せていた。
「賃金も上がってきましたし、いろんな面でこれまでとは少し違ってきたという所は皆さん感じていらっしゃるとは思う。今年、この動きが続けば必ずいい方向に変わっていくことを皆さんが実感すれば、もう一歩前に行こうという気持ちになりますので」

<ダイユーエイト浅倉俊一代表取締役会長【厳】>
一方、厳しい一年になると予想するのはダイユーエイトの浅倉会長だ。
「普段使うやつは徹底的な節約をする。楽しむことに関しては、ある程度の余裕をもったお金の使い方をするという二極化する中で、我々も二極化の中での品ぞろえをしていきたい」

<山水荘・渡邉利生代表取締役社長【志】>
2025年4月から始まるプレデスティネーションキャンペーンを見据えていたのは観光業だ。
「福島のおもてなしというものを、世界にも全国にもお届けするというのは我々の観光業が率先して頑張っていくタイミングではないかなと思ってます」

<福島商工会議所・渡邊博美会頭【笑】>
そして、福島商工会議所の渡邊会頭が選んだのは「笑」だった。
「仕事が花開く、そうすれば笑顔になります。業績が上がってるところが福島にも結構ありますので、それを是非全体的に広められる。それは商工会議所が橋渡しをしていきたい」