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高野山の沢水を使った酒造り 大七酒造で住職招いて注水の儀 完成した酒は高野山に奉納へ 福島・二本松市

和歌山県・高野山の沢水を使った酒造りが福島県二本松市の酒蔵で始まった。

二本松市の大七酒造では1月23日、高野山別格本山三宝院の住職を招いて注水の儀が行われた。大七酒造は2011年から毎年高野山に奉納する日本酒を造っていて、祈祷の後、高野山で汲まれた沢水が杜氏によって日本酒を仕込むタンクに注がれた。

大七酒造の太田英晴社長は「最近、本当に日本中、自然災害が多いですけども、まあ平和で心が安らぐようなそういうお酒が完成したいいな、と思っております」と話した。

完成した日本酒は、最高級の純米吟醸酒として高野山に奉納されるほか、特別限定酒として一般発売される予定。