今年は雪が多すぎ!その分甘みたっぷり 会津の「雪下キャベツ」 福島・猪苗代町の農園で収穫最盛期
会津ならではの冬の景色といえば...。シャベルで掘りおこされていたのは、雪下キャベツ!福島県猪苗代町にある農園「花雅」では、いまが収穫の最盛期だが...花雅の渡部雅幸専務は「雪が多すぎ。今年は9日からの3日間で1m20~30積もって収穫は大変ですね」と話す。
2024年は暖冬の影響で雪が積もらず、キャベツはむき出しの状態。雨の影響などで葉が傷んでしまい全体の1割が廃棄となった。
しかし、2025年は一転して大雪に。「恵みの雪」でもある反面、除雪を行わないと収穫できない場所もあり、6年ぶりに重機を使って作業を行っている。
渡部専務は「3倍手間がかかりますよ。もうキャベツ収穫じゃなくて雪堀りだもん」という。
その分、雪の中で熟成させたキャベツは甘みたっぷり!「とてもシャキシャキしていて、噛めば噛むほど甘みが出てきますね」と取材記者もうなる。花雅の渡部専務は「とにかく甘さなのでおいしい食べ方、素材を生かしあまり味付け濃くしないで、素材の味を生かした料理にして食べていただければと思う」と話した。
収穫したキャベツは、郡山市や会津若松市の直売所などで販売されている。