福島第一原発・処理水の海洋放出 2025年度は7回で5万4600トン、タンク55基分計画 東京電力
東京電力は処理水の海洋放出について、2025年度の計画案を公表した。
東京電力は1月23日、2025年度の処理水の海洋放出計画案を公表し、7回に分けて5万4600トン、タンク約55基分を放出する見通しを示した。
周辺海域のモニタリングに異常がないことなどから、放出する処理水に含まれるトリチウムの濃度を高くする方針で、年度内に放出されるトリチウムの総量は2024年度を上回る計画。
東京電力は、1月中にも放出でカラになった溶接型のタンクの解体に着手する計画で、2024年度最後となる放出は、2月から3月にかけて予定されている。