「サクラサク」笑顔と喜びの涙 福島県立高校・前期選抜試験の合格発表 1万人余りが喜びの春
3月14日は福島県内各地でまさに「サクラサク」1日となった。県立高校・前期選抜の合格発表が行われ、笑顔と喜びの涙であふれた。
まだサクラのつぼみが固い福島市の県立橘高校。グラウンドに一番乗りした大橋依万里さんは、春に卒業した姉に憧れて志望校を決めた。大橋さんは「自信はあります。たぶん、きっと。信じて、はい」と発表を待つ。
橘高校の前期選抜は280人の定員に対し292人が志願。
齊藤真実さんは中学1年生の時から母・裕子さんの母校でもある橘高校を目指し、部活と勉強に励んだ。齊藤さんは「すごい活発に先輩方がプレーしている姿を見てとても印象に残ったので惹かれました」と話す。
様々な思いと願いが集まるなか...ついに合格発表!
大橋依万里さんは「嬉しいです。たくさん友達を作って、いっぱい青春を送って、悔いのない3年間にしたいです」と喜んだ。
齊藤真実さんは番号見つけて「よかったよかった~」母・裕子さんは「よく頑張ったねとそれしかありません」と話す。「今まで見守ってきてくれてありがとうございます」「こちらこそありがとうございました」と親子で喜びを分かち合った。
合格した男子生徒は「今の学校と違うクラスで、全然人も違うんで、人とのかかわりを大事にして楽しんで行きたいと思います」と話す。男子生徒たちは「高校生活楽しむぞ!」「うぇい!」と喜びを爆発させた。
父親に電話報告する受験生も「合格したよ!うん!合格した」「(父が)おめでとうって言ってくれました。不安だったんですけど自分の番号あってよかったです」と話した。
「キラキラ高校生なるぞー」と合格した女子生徒たち。高校生活がさらなる夢をつかむきっかけになりますように。
福島県内では1万人あまりの受験生が合格し、サクラサク春に向かって一歩を踏み出した。