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福島県沖地震から3年 福島県内で復旧進む

福島県内で最大震度6強を記録した福島県沖地震から3月16日で3年になる。
県内では復旧や生業の再生に向けた動きが進んでいる。

2022年3月16日、福島県沖を震源とするマグニチュード7.4の地震が発生し、相馬市や南相馬市、国見町で最大震度6強を記録した。

相馬市では60代の男性が避難中に亡くなり、福島県内で100人を超えるけが人が発生。約4万棟の住宅や公共施設などが被害を受けた。
また、相馬市の松川浦漁港では護岸が大きくずれたり、魚を運ぶリフトが走行できないほどアスファルトが隆起し、一時、水揚げができない状態に陥るなど、県内の漁業も甚大な被害を受けた。

県内では復旧工事や生業再生の動きが進んでいて、2023年度末の時点で松川浦漁港では復旧工事の完了率が83%、相馬港では88%となっている。