福島第一原子力発電所で3月12日から行われている通算11回目の処理水の海洋放出をめぐり、3月29日午後7時すぎに今回の放出の予定量である7800tあまり（タンク約8基分）に達し、タンクからの移送が終了した。
3月30日に、放射性物質を含まない水で移送配管に残った処理水を押し流すなどして、今回の放出を完了する予定。

処理水の海洋放出をめぐっては、2024年度の放出は今回で終了。
2025年度も7回に分けて約5万4600t、タンク約55基分を放出する計画となっている。