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原油価格高騰のあおり クリーニング店にも 高騰する燃料代が大きな負担 石油製品の包装資材やハンガーも

いまだリッターあたり180円台と高騰が続くレギュラーガソリン価格。今後のガソリンや原油価格の動きはどうなるのか?福島県郡山市のクリーニング店も気にかけている。

■石油製品の仕入れ価格が上昇
クリーニングハウスキョウヤの酒井善彦社長は「繁忙期に差し掛かっているので、忙しいって言えば忙しい時期なので、お客さん来ていただけるのは有り難いですが、その分包装資材、ハンガー使う量が多くなるので、そこら辺で経費がかかるっていうのはありますね」と話す。
原油を原材料とする包装資材やハンガーは、仕入れ価格が上昇。この店では、包装資材を安価なものに替えたり、ハンガーを戻してもらうようにするなど経費を抑えている。

■燃料代が大きな負担
ただ、一番の負担は燃料代。クリーニング店では洗濯や乾燥などほとんどの作業で灯油が欠かせない。クリーニングハウスキョウヤの酒井社長は「この時期繁忙期になるので、ボイラー使う長く使っている時間多いので、その分灯油の減りも早いですね」という。また、宅配のために使う車のガソリン代も悩みの種だ。
酒井社長は「(燃料が)安くなっていってもらうのに越したことはないですけど、どうしても使うものなので、お店の中で色々考えながらやっていくしかないのかなって思ってますね」と話す。

店では現在、利用客のことを考え値上げの予定はないが、今後も負担が増えつづけると検討しなければならないということだ。