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希少な水草・ビャッコイ 国天然記念物指定に向けて調査<福島・白河市>

水草の「ビャッコイ」は、北半球では福島県白河市表郷地区のみに自生するとされていて、環境省の絶滅危惧種に指定されている。

市はビャッコイの保全につなげようと、国の天然記念物への指定をめざして調査を行った。年間を通じて、水温が10度から12度とほぼ一定で、清らかな泉などに自生するビャッコイ。

調査では、生育の状況や周辺の植物の種類などを調べて、指定に向けた準備が進められた。結果は検討委員会で報告され、2026年1月頃に取りまとめた意見を国に提出する方針。