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線状降水帯発生を想定...過去の災害を教訓に防災訓練<福島県・いわき市>

6月29日、本格的な出水期を前に福島県いわき市で総合防災訓練が行われた。
線状降水帯の発生を想定して行われたもので、市民や関係者などおよそ1400人が参加した。
いわき市では2023年9月に線状降水帯による大雨で住宅およそ1800棟が浸水するなど甚大な被害が発生。
訓練では、当時の教訓から地区ごとに分けた避難指示の発令や市長の緊急メッセージの発信方法などを確認した。
いわき市の内田市長は「逃げ遅れゼロ、災害死ゼロを目指した災害対応を迅速に行っていくことを目指したい」と話した。
いわき市は今後も防災力を高め、命を守る取り組みを進めることにしている。