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両親も福島から応援! パラリンピック柔道・銀メダル 半谷静香選手(いわき市出身) 4度目の出場で掴む

パリパラリンピックで福島県出身選手のメダルラッシュ。柔道の半谷静香選手、自身初となる銀メダルを獲得した。

準決勝で世界ランク1位の選手を延長戦の末に制した福島県いわき市出身の半谷静香選手。ロンドン、リオ、東京に続き4度目の出場で初の決勝進出を勝ち取り、地元も大きな歓声であふれる。

父・半谷良人さんは「(メダルは)悲願です。ここまで来るのにも、散々怪我やらなんやらしましてね。すごい努力してますので、なんとか報わしてやりたいなとは思います」と話す。

生まれつき視覚障害を持つ半谷選手、東京大会までは障害の重さでのクラス分けがなく、自身より障害が軽い選手との対戦もあったが、今回、悲願のメダル獲得を決めて決勝の舞台に上がる。
世界ランク2位のウクライナの選手を相手に互いに足を出し合い崩そうとするが...「一本!」「あ~」
惜しくも敗れたが、柔道競技としては福島県勢初のメダルとなる銀メダルに輝いた。

父・半谷良人さんは「本当に誇りですし、宝物です。本当に20年間努力してくれてありがとうっていうことですね。それしかないです」と話す。
半谷選手は「私一人では到底なしえることが出来なかった成績だと思うので、メダルという形に残るものが出来て良かったです」と語った。