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福島大学で学類再編の動き 行政政策学類と経済経営学類を統合 5つの学類を4つに再編に向け調整

暑い夏は「受験の総本山」とも言われるが、福島県内の大学・高校・中学、それぞれがいま転換点を迎えている。福島大学は少子化などの影響を受け、大幅な再編に動き出した。

福島大学には現在、大学の「学部」に相当する「学類」が5つある。
関係者によると、早ければ2026年度に行われる入学試験から「行政政策学類」と「経済経営学類」を統合し、5つの学類を4つに再編する方向で調整を進めている。

さらに、「人間発達文化学類」は、宮城教育大学や山形大学と連携する道を模索中だということで、これが実現すれば教員の数も含め規模が縮小される可能性がある。

これらは、少子化を踏まえた定員の確保や理系分野の強化を目指す国の方針の反映などが背景となっている。