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勝利の秘訣は試合前の"しりとり"? パリパラメダリストが福島県知事に報告<福島県>

パリパラリンピックでメダルを獲得した福島県出身の選手が9月25日に福島県庁を訪れ、内堀知事に大会の結果を報告した。

県庁を訪れたのは、いわき市出身で柔道女子48キロ級(全盲)の銀メダリスト・半谷静香選手と、ボッチャ団体と個人で銅メダルを獲得した福島市出身の遠藤裕美選手。

半谷選手はパラリンピック4回目の出場で、柔道競技としては県勢初となるメダルを獲得し「フランスには柔道ファンも多く、会場の大きな歓声に背中を押され強い気持ちで試合ができた。メダル獲得までの道のりが長かったので、とてもうれしい」と報告。

遠藤選手はパラリンピック初出場で2個のメダルを獲得し、「団体戦では試合開始直前までメンバーと"しりとり"でコミュニケーションをはかっていた。審判が来るまでに"ん"で終わらせて『さあ、行こう』と皆で声をかけあうのが決まり」と勝利の"舞台裏"エピソードを明かした。

内堀知事は2人の選手の活躍をたたえ、今後へのエールを送った。