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福島市が2ヵ所の市有地を譲渡契約 福島厚生会とイオンタウンに 病院の移転と複合商業施設が開業へ 

福島県福島市は2ヵ所の市有地を社会医療法人とイオンタウンにそれぞれ譲渡する契約を結んだ。

福島市は小・中学校の建設予定地として、笹谷と南矢野目に土地を所有していたが、少子化の影響などから計画を中止し、民間での利活用に向けて売却先を公募していた。

譲渡契約は9月24日結ばれ、笹谷の市有地は社会医療法人福島厚生会に12億2千万円で売却された。福島厚生会は、2028年の秋に福島第一病院を移転して開院予定で、災害時に避難所として活用できる多目的ホールや広場を整備する他、将来的には介護施設を併設することなどを計画している。

また、南矢野目の市有地は、イオンタウン株式会社に20億円で売却され、幅広い世代の交流の場となる複合商業施設が2027年春にオープンする予定。