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橋名板の盗品公開 福島県浜通りで相次いだ橋名板窃盗事件 34歳容疑者は「借金やギャンブルに」

「わだじょうはし」これは福島県南相馬市に架かる橋の名前を記した橋名板。この橋名板を狙い、窃盗を繰り返していたと見られる男の盗品が公開された。

福島県警いわき東警察署の道場で公開された盗品。並べられたのは、橋の名前や竣工時期が記された「橋名板」だ。

約3年前から福島県浜通りを中心に相次いだ橋名板の窃盗事件。一連の事件に関与した疑いで逮捕されたのが、いわき市の無職・海宝靖成容疑者(34)。
海宝容疑者は、3年前の2021年2月頃から2024年7月までの間、浜通りや茨城県などで橋に設置された橋名板31枚を盗んだ疑いで複数回書類送検されている。
9月26日公開されたのは証拠品として押収された被害総額150万円相当の橋名板20枚。そして、犯行に使用したとみられる工具。

海宝容疑者はいずれの窃盗も容疑を認めていて、調べに対して「売却で得たカネは借金やギャンブルにあてた」などと供述しているということだ。