不登校が過去最多に 福島県の小・中学校で4338人 前兆は「やる気が出ない」「生活リズムが不調」など
福島県内では不登校の児童や生徒がこれまでで最も多くなった。
福島県教育庁が県内の小・中学校で2023年度、不登校の子どもの数を調査したところ、前の年度から約800人増えて4338人だった。
これは調査を始めた2009年度以降で最も多く、公立学校で不登校の子どもの割合は、小学生で61人に1人、中学生で15人に1人となっている。
不登校の前兆として、子どもから「学校生活に対してやる気が出ない」「生活リズムが不調」などと相談が寄せられていたということだ。
福島県は「不登校が増える夏休み明けなどに指導・支援を行い、学習機会を確保する」としている。