運転開始から約3か月...飯舘村の発電所が火災で停止<福島県飯舘村>
福島県飯舘村にある「飯舘みらい発電所」で火災が発生し、運転が停止した。
発電所の運転事業者によると、12月16日午前11時前、運転員がボイラーの燃料投入口で火災を確認。火は約3時間後に消し止められ、火事によるけが人はいなかった。
「飯舘みらい発電所」は、東日本大震災や原発事故のあとに被災地の間伐材の活用が進まないことや森林手入れの遅れが課題となるなか、放射性物質の基準をクリアした木材チップを燃料として発電を行う施設で2024年9月12日に営業運転を開始していた。
火災による施設への被害の詳細は確認できておらず、運転の開始時期は未定。
なお、発電所構内のモニタリングポストの値に変動はないという。