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解体予定の市営住宅を使って 消防が実践的な訓練 扉を壊し取り残された人を救助 福島・いわき市

福島県いわき市内郷高坂町の市営住宅は、老朽化で2024年度中に解体が予定されている。いわき市の消防ではこの市営住宅を訓練の場として活用した。
機械や工具などを使って扉を壊すなど、火災や災害の発生時に中に取り残された人を救出するための動きを確認した。

いわき市常磐消防署の長谷川秀明副署長は「空間の狭さだったり、階段が急であったりと、そういった実感ができたのかなと思います」と話す。

訓練は17日も行われ、いわき市常磐消防署では隊員の技術向上を図ることにしている。