「感電したらどうなるの?」子どもたちが電気工事士に お仕事体験「アウトオブキッザニア」郡山市で開催
福島県郡山市で初めて開催された「アウトオブキッザニア」。小中学生が仕事を通して社会の仕組みを勉強した。
福島県内から30社ほどが出展したこのイベント。福島テレビのブースでは、リポーターになり切って番組作り。このほか、医療や介護・プログラミングなど好きな職業を選んで体験した。
電気工事士の体験ができるブースでは、社員が「もしそっちが電気流れてたら感電しちゃう恐れがあるから」と説明。すると子どもからは「感電したらどうなるの?」という質問も。体験した小学3年生は「将来の夢が別にあったが、これやってこれがいいなとも思いました」と話した。
企業にとっても、仕事の魅力を知ってもらう貴重なチャンスとなっているようで、郡山市に本社を置く電気工事会社のエディソン営業支援部の樋口照周係長は「電気設備業界も人材不足が深刻。子どもたちが将来地元で仕事を探すうえで、発信していきたい」と話し、地域で活躍する人材の確保に期待を寄せていた。
イベントには2日間で約3000人が来場し、それぞれ自分の将来を思い描いていた。