茶の間に居座った"こたつクマ"捕獲 喜多方市で別のクマも目撃 クマの出没に引き続き注意《福島県》
住宅にクマが居座った福島県喜多方市の北部の山あい。周辺では12月24日別なクマも目撃されていて、警察などが注意を呼びかけている。
茶の間に置かれたこたつの近くで居座る体長90センチほどのクマ。23日喜多方市の熱塩加納町の住宅に入り込んだ。
地元の猟友会などが24日朝から対応にあたり、吹き矢による麻酔で捕獲、山に戻された。
一方、警察によると、周辺では24日午後、除雪作業していた男性が県道を横切るクマを目撃。居座ったクマとは別の個体とみられている。
12月2日には空き家にクマが居座った熱塩加納町。喜多方市市民生活課の東海林和宏課長は「玄関も鍵がかかっていないと、または小屋の扉が開けっ放しになっていると、そこに立てこもっている事例が今月頭から続いているので注意喚起していきたい」と話した。
福島県警察本部によると、県内では12月に21件のクマの目撃情報が寄せられていて、警察も引き続き注意を呼びかけている。