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避難時の「要支援者名簿」を町内会が紛失...よく探すよう伝えるも「見つからない」<福島県福島市>

福島県福島市は12月26日、災害時の避難行動に使用するために町内会に交付している「要支援者名簿」を市内の1つの町内会が紛失したと公表した。

福島市では、高齢者や障害を持つ人など、災害時の避難で支援が必要な人を速やかに支援するため、「要支援者名簿」を整備し、本人の同意を得たうえで、避難の支援に関わる町内会や民生委員に提供しているが、登録内容の確認のため、名簿を町内会から回収したところ、1つの町内会からの持参がなく、紛失が発覚したという。

紛失した名簿には、この町内会の要支援者3人分の名前や住所、介護状況といった個人情報が記載されていたという。

市は再発防止のため、名簿提供者に個人情報管理の徹底を周知するとともに、名簿の定期的な確認などを行い管理を厳格にしていきたいとしている。