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福島県初の「におい展」 いい匂いから嫌な臭いまで60種類 未体験なにおいを感じて<福島市>

テレビではなかなか伝えにくい"におい"の世界を楽しめる企画展が、福島市で開催されている。

JR福島駅から歩いてすぐ「こむこむ館」の4階企画展示室。ここで先週から始まっているのが、全国各地で大人気!福島では初開催の「におい展」だ。
すでに入口からいろいろな"におい"がしている。嫌な臭いからいい臭いまで約60種類のにおいを嗅ぐことができる。
ここでしか嗅げない衝撃的なにおいなどを求めて、子どもも大人も大興奮。多い日だと、1日に500人ものお客さんが訪れているという。

12月25日も、未体験の臭いを求めて冬休みに入った子どもたちなど多くの人が訪れ鼻を近づけていた。「織田信長のにおいをかぐえ!待って!めっちゃかっこいい!」「このにおい、やだ」「あ~いいにおいする、椿!」といった声が。
小学生は「いろんなにおいがあると思った。(一番臭いにおい何でした?)靴下の匂いです!」と話し、女性は「缶詰と臭豆腐が私はちょっと苦手でしたけど、経験できてよかったです」と話す。

来場者も悶絶していた強烈な臭いの数々、ちょっとこわい。
そして...今回の目玉がこちら「激臭コーナー」!においが強烈なものが揃っている。
臭さレベル1~5までランクづけされていて、タブレットで嗅ぐものを選ぶと、この機械からにおいが出てくる。

一番臭いレベル5、世界一臭い食べ物といわれる「シュールストレミング」スウェーデンのにしんの缶詰の匂いにチャレンジ。

こむこむ館の黒澤亜希子さんは「普段なかなかかぐことのできない様々なにおいを展示しています。このにおいをたくさんの人に体感しに来ていただきたい」と話した。
『最"臭"兵器』というさらに臭いものも。調香師によって自然界の臭いにおいや、糞、細菌などさまざまなにおいを調合した缶があるのでお試しを!

激臭ばかりを紹介したが、会場では誕生月の花の香りを嗅げるコーナーや香水の素など臭くない香りも楽しめる。来年1月13日まで開催されている「におい展」。未体験の「におい」を感じてみてはいかが。