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強風と寒さから生まれる自然の芸術 猪苗代湖の「しぶき氷」が見ごろ 寒さ続けば2月中旬まで《福島県》 

強く吹く、冷たい風...湖岸に打ちつけた水のしぶきが、氷の芸術を生み出す。福島県の猪苗代湖では、冬の風物詩「しぶき氷」が訪れた人を魅了している。

猪苗代湖の自然を守る会の鬼多見賢さんは「ここ1週間くらいで条件揃ってきたので、毎日少しずつ大きくなっている。しぶき氷ができると寒くなって雪も降るんだなと一番実感する」と語る。

寒波によって、ほぼ例年通りの大きさで見頃を迎えたしぶき氷。光の当たり方によって表情を変えるその姿は、まさに一期一会だ。

訪れた人は「木の枝に水が絡んだのがそのまま固まって、きれいな彫刻みたいになっているのがいいですね」と話す。
猪苗代湖のしぶき氷は、例年通りの寒さが続けば2月中旬まで見ることが出来るという。