福島・会津坂下町の奇祭「大俵引き」 2025年で400回目 ことしは西の白が勝ち「豊作」に
福島県会津坂下町で400回続くアツい戦い!今年のコメは高い?!それとも豊作?!
1月14日の会津坂下町は雨降りとなった。大俵を使った男たちによる熱い戦い。今年は紅と白どちらが勝つのか?
舞台は会津坂下町の目抜き通り。下帯姿の男たちが寒さにも負けず、集う。2025年で400回目の伝統を誇る奇祭「大俵引き」!重さ5トンの大俵を引き合い、東の紅が勝てばコメの値段が上がり、西の白が勝てば豊作になると言われている。
2024年は東の紅が勝ち、その言われ通りコメの値段が上がる一年となった。
果たして、今年は?
「引き方、始め!」勝負は3本勝負。1本目は白の勝ち。2本目は紅の勝ち。互いに譲らぬまま最後の3本目は...「西方、白の勝ち!いえーい!」西の白が勝ち、「豊作」の年となりそうだ。
参加者は「今まで紅組のほうがずっと勝っていたので、今年は白組が勝って豊作ということでいいのかなと思います」と話す。「歴史ある町なので、これから400年500年600年て、続いてもらえればいいかなと思っています」と話す人も。
そして、2025年は400回目!最後に総勢400人での大俵引きも行われた。
この手ぬぐいを持っていれば誰でも参加が可能!取材した記者も参加した結果...「いえーい!勝ちました!今年もいい1年になりそうです!」
400回目を記念した特別勝負も西の白が勝ち!大豊作を期待する!勝っても負けても最後は笑顔で締めくくる、それが会津坂下町伝統の祭りだ。