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JRの研修センターで"ウエルシュ菌"食中毒 宴会後に下痢や腹痛<福島県白河市>

福島県白河市にあるJR東日本の研修センターの食堂で食中毒が発生し、17人が下痢や腹痛などを訴えた。

食中毒が発生したのは、白河市にある「JR東日本総合研修センター」の食堂で、1月16日に実施された宴会に参加した20代から50代までの男女17人が下痢や腹痛を訴えたという。

保健所などによる調査の結果、患者の排泄物から「ウエルシュ菌」が検出されたことから、県は食中毒と断定し、この食堂を1月23日から3日間の営業停止とした。

宴会では春雨サラダや餃子などが提供されたとのことで、原因となった食材の特定には至っていない。
食堂を運営するJR東日本クロスステーションは「速やかに清掃・消毒を実施する」としている。

「ウエルシュ菌」は、人や動物の腸管内に生息し、下水や河川、土壌などにも広く分布していて、加熱やアルコールの消毒効果は低く、一般的に症状は軽症だという。