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火事現場近くで銃刀法違反容疑で逮捕の男 アパート放火の可能性  送検し関連を捜査 福島・矢祭町

3月25日福島県矢祭町のアパートが全焼した火事。警察は別な事件で現行犯逮捕した男が関与した可能性もあるとみて調べを進めている。

銃刀法違反の容疑で、26日送検された住居不定の無職・小野稜介容疑者(32)。

警察:「待って、待って、危ないよ、一旦、それ捨てましょう。危ないよ」
25日、矢祭町東舘で包丁とナイフを一本ずつ持っていた現行犯で逮捕された。捜査関係者によると、押収された包丁の刃渡りは20センチだったということだ。

近隣住民は「(男は)『うるさい』とか『あー』とか、なんかおっきい声を発して行った。そしたら、警察官は、『止まれ』のあれ(言って)で、4人、5人いたかな」と話す。

「自殺するつもりだった」などと供述している小野容疑者。逮捕の約3時間前に、近くで発生していたのがアパートが全焼する火事。住んでいた家族4人は全員逃げてケガはなかった。

警察は小野容疑者がアパートに火を付けた可能性もあるとみて、調べを進めている。