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遅霜の被害から農作物を守る サクランボ農家は遅霜警戒 春先の開花時期が最も注意必要<福島・伊達市>

暖かくなり始めたいまの時期に気を付けなければならないのが"霜"の被害だ。

サクランボなどを栽培する福島県伊達市梁川町の八島百果園。
霜の被害を防ぐために、3年前には「防霜ファン」を導入した。この果樹園では気温が2℃を下回ると自動でファンが回るように設定されているという。

最も注意しなければならないのが、これから迎える開花の時期。防霜ファンを導入する前は、霜の影響で収穫量が例年の半分ほどになった時もあった。
八島廣司さんは「とにかくね、霜雨鳥(の被害)、まあこの辺をクリアしないとなかなか大変なんですサクランボは。ただそれがまたね上手くいったときは、まあ一つの喜びなんだけどね」と話す。

この果樹園では、サクランボの収穫は5月になるとみられている。