鳥インフル・ハシブトガラスは"高病原性"判明<福島県田村市>

福島県田村市で発見された死んだハシブトガラスから、高病原性の鳥インフルエンザが検出された。
福島県によると、3月25日に田村市都路町地内で死んだ野生のハシブトガラスが発見され、福島県県中地方振興局が簡易検査を行ったところ、鳥インフルエンザ陽性となった。
国の検査機関が詳細な検査を行ったところ、3月28日に「高病原性」の鳥インフルエンザが検出された。
このハシブトガラスの発見場所から、半径10km以内の地域が「野鳥監視重点区域」に指定され、監視が強化されている。
今シーズン、福島県内で野鳥の鳥インフルエンザ陽性が確認されるのは6例目で、このうち、高病原性は5例目。県は、死んでいる野鳥を見つけた場合は素手で触らず、県や市町村など関係機関に連絡してほしいとしている。