給食費補助など就学援助書類を誤って送付...封筒の中に2人分が混在<福島県福島市>

福島県福島市は4月14日、市の就学援助制度の申請書の誤送付があったと公表した。
福島市によると、4月10日、就学援助を申請した市民から「別の申請者の書類が混在している」と連絡があった。
福島市の就学援助制度は、経済的に支援が必要な世帯に対し、小中学校や義務教育学校の学用品費や給食費などの一部を援助する制度で、申請書類には氏名や住所のほか、申請理由や口座情報等が記載されていたという。
福島市が書類の不備があったとして学校側に返送したところ、学校が2人分の児童の申請書を1件と誤認し、まとめて送ってしまったのが原因で、学校の担当者が両者に謝罪し書類を回収したという。
福島市は今後、学校とのやりとりの際に申請書類の件数を間違いなく伝えることや、複数件の書類がある場合にははじめから封筒を分けるなど、再発防止策を検討するとしている。