福島県会津若松市の鶴ヶ城公園で満開を迎えたサクラ。4月18日は会津若松市をはじめ県内各地で夏日を記録するなど汗ばむ一日となった。

会津若松市のサクラの名所「鶴ヶ城公園」。ソメイヨシノなど約1000本の桜が満開を迎えていた。
子どもは「久しぶりに桜みにきて桜が凄く満開で綺麗でした」と話し、女性は「お城と一緒に写真撮れたりとか、広いので子どもと一緒に見れたりとかするのがめちゃくちゃいいなと思いましたね」と話す。

18日の会津若松市は、午後3時半すぎに最高気温が25℃と、今シーズン初の夏日になった。園内ではソフトクリームを食べるなど花見を楽しむ人たちの姿が見られた。ビールを飲む女性は「満開、ほんとうに良いとこさ来た。これも旨いし最高」と話す。
夜にはライトアップも行われている鶴ヶ城公園のサクラの見頃は、20日頃までと見られている。

一方、福島市では、春の訪れの終わりを告げるようにサクラが散りはじめている。
最高気温26.7度を記録した福島市。桜の名所「荒川桜づつみ公園」では、ピンク色の景色に包まれながら、この暖かな陽気を楽しむ姿が見られた。
子どもは「（サクラどうですか？）きれい」と話し、訪れた人は「すごく暖かくて上着もいらないくらいで、気持ちよく歩けますね」と話す。

18日の福島県内は、二本松で27.8℃、石川で27.6℃、郡山で26.9℃など14地点で夏日を記録した。

■福島県サクラの開花状況
19日も絶好の花見日和となりそうだ。一本桜の番付表をもとに開花状況を見ていく。
東の横綱「三春滝桜」はもう満開。西の横綱「紅枝垂地蔵桜」も満開。中島の地蔵桜など東の大関・関脇はいずれも満開だ。一方、西は小沢の桜など小結が満開となっている。
鶴ヶ城公園のライトアップは、5月6日まで行われている。日中線の桜並木は、開花が進み喜多方駅側は8分咲きになっている。