東日本台風から12日で5年 福島県庁で黙とう 関連死も含め40人が犠牲 2万棟超の住宅が被害
甚大な被害をもたらした東日本台風から10月12日で丸5年。福島県庁では犠牲者に黙祷が捧げられた。
福島県庁の災害対策課では11日午前9時、職員が黙とうを捧げ、哀悼の意を示した。
12日で発生から5年を迎える東日本台風では、阿武隈川などで氾濫が相次ぎ、2週間後の大雨も重なり関連死も含めて40人が犠牲になった。
また、2万棟を超える住宅が被害を受け、現在も1世帯3人が県の借り上げ住宅で避難生活を余儀なくされている。
国や県などは阿武隈川の氾濫を防ぐため、令和10年度までに川の上流部に新たな遊水地の整備を計画するなど防災対策を進めている。
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