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受験生を応援!試験当日は...腹八分目。食べる順番も気を付けて 1月18日から大学入学共通テスト【福島】

1月18日から2日間行われる大学入学共通テスト。

<試験前日 会場設営進む>
福島県内で行われる大学入学共通テストの試験会場の一つ福島大学では、17日は職員が受験番号を机に貼るなど準備を進めた。
福島大学入試課長の木村真美さんは「まず受験票で試験場と試験時間を必ず確認していただいて、また受験上の注意もよく読んで、持ち物などをしっかり確認してから時間に余裕を持って会場に来ていただければ」と話す。

<新教科も 7教科21科目に再編>
福島県内では、2024年より35人多い5766人が志願している大学入学共通テスト。
今回大きく変わるポイントが、データ分析などを問う新教科「情報」の導入だ。学習指導要領の改定に伴うもので出題教科・科目は6教科30科目から7教科21科目に再編される。
福島県内の試験会場は、福島大学のほかに会津大学やいわき市の医療創生大学など7カ所に設けられる。

<受験生は腸活と腹八分目で>
いよいよ本番、当日を万全の状態で迎えるため専門家に「受験生の心得」を聞いた。郡山女子大学食物栄養学科の角田真佐枝管理栄養士は「食事のポイントは2つ。『腸活』『腹八分目』これが大きなキーワード」と語る。
まずは『腸活』。病気に強い体を作るには、乳酸菌と食物繊維を一緒にとり腸の動きを活性化させることが大切だ。
管理栄養士の角田さんは「福島の名産である『いか人参』や『きんぴらごぼう』。なかなか食べる習慣がない方は、本当に野菜サラダからでも始めて、ちょっとでも改善するように努められることが良い」と話す。

<食べる順番にも気をつけて>
さらに2つめのポイントは「腹八分目」。食事後の急な眠気は「血糖の急上昇」が原因となる。糖質抜きダイエットなどは、記憶力の低下や倦怠感につながる恐れがあるので、適度に糖質をとり、食べる順番にも気を付けてほしいという。
「腹八分目が脳の活性化には一番有効。パンでもご飯でも麺類でもいいから、糖質をある程度召し上がっていただく。野菜でも、主菜・タンパク源となる肉・魚・タマゴ・大豆でも、あるいはスープ、味噌汁でも。そちらを先に食べて、ある程度食べたら糖質を召し上がって血糖の急上昇を防ぐと、眠たくなることが防げる」と管理栄養士の角田さんはいう。

受験生の皆さん、体調を万全に、ベストを尽くせるよう応援しています!
福島テレビ・斎藤気象予報士の予報では、特に19日(日)の冷え込みが強烈だという。福島県内のテスト会場のある地点でみると、最低気温は会津若松は-11℃・郡山は-7℃・福島は-5℃などとなっている。万全の体調で臨めるように、寒さ対策は入念に行ったほうがよさそうだ。