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【大雪】6日会津地方は引き続き警戒を 山沿い70cm・平地50cmの降雪予想 8日から再び大雪予報

福島県内では、2月6日午前1時までの24時間に金山町で65センチ、西会津町で57センチ、南会津町南郷で55センチの雪が降った。中通りで一旦ピークを過ぎたが、会津地方では断続的に降り、引き続き警戒が必要だ。

<会津地方 引き続き警戒を>
【2月6日正午からの24時間・予想降雪量】※いずれも多い所で
《会津地方》山沿い:70センチ 平地:50センチ
《中通り》山沿い:30センチ 平地:20センチ

<福島県での影響・被害>
国道49号線と磐越自動車道の通行止めは解除されたが、JRでは磐越西線と只見線の一部区間で終日運転を見合わせている。
福島県から栃木県に帰る予定の人は「高速バスも先ほど調べたら止まっていて、列車も郡山駅の方が止まっていて、帰るのが無理そうだな」と話した。
また、福島県内では除雪中の転倒で男性2人がケガをしたほか、雪が原因とみられる事故も発生していて気温の低下による路面の凍結などに注意が必要だ。

<積雪深257cmの只見町では>
6日午前10時前に大雪警報が解除された只見町。6日午前9時時点で、福島県内で一番の積雪深257センチが観測されている。
この大雪で心配されるのが、8日から開催が予定されている「只見ふるさとの雪まつり」だ。毎年、多くの観光客でにぎわうイベントだが、雪像が雪で埋もれてしまい、急ピッチで除雪が行われている。
実行委員会によると、いまのところ予定通り開催を考えているものの、今後の雪の状況によっては中止も検討せざるを得ないという。
宿泊にも影響が出ていて、雪まつり会場近くの旅館では数件のキャンセルがあったという。
只見町では雪が降り続く予報で、週末にかけて積雪深が300センチを超える可能性もある。

<再び8日から雪予報>
中通りの雪は一度弱まったあと6日夜遅くに再び強くなり、会津地方では断続的に雪が降り続く予想。
雪は7日に一旦落ち着くが、8日から中通りと会津地方で強く降ることが予想されている。